土木施工管理技士2級の実地試験!よくある7つの質問に徹底解説
土木施工管理技士2級では実地試験について疑問がある人も多いようなので、このページでできるだけまとめて説明していきたいと思います。
実地試験は実技試験ともいわれることもありますが、基本的には同じ内容と考えてもらって問題ありません。
土木施工管理技士2級の実地試験は作文だけで合格できるのか?
土木施工管理技士2級の実地試験では作文だけが完璧にできても通常は合格しません。
そのほかの必修問題、選択問題で少なくても1問ずつはそれなりにできないと合格レベルには到達しないといわれています。
土木施工管理技士2級の実地試験の難易度は学科よりも上?
ときどき土木施工管理技士2級では学科試験はそれなりに合格しやすいものの、実地試験は難易度もかなり高くなるので複数年受験が必要な人もいるというようにもいわれることもあります。
しかし結論からいいますと実地試験は一見学科試験よりも難しく思えるかもしれませんが、ポイントを押さえた勉強法ができればまず合格はできる試験ですし、一発合格する人も少なくないということです。
このページの下のほうにも特に実地試験対策で優秀な教材を紹介していますので参考にしていただければと思います。
土木施工管理技士2級の学科試験から何年以内に実地試験は合格すれば良いのか?
学科試験だけ合格し、その後実地試験に何年以内に合格すると土木施工管理技士2級の取得となるのかということもよくある質問の1つです。
学校教育法による高等学校又は中等教育学校を卒業した者で在学中に規則第2条に定める学科を修め、かつ、卒業後3年以内に2級土木施工管理技術検定の学科試験に合格し、卒業した後6年以内に行われる連続する2回の2級土木施工管理技術検定・実地試験を受験しようとする者で土木施工管理に関し3年以上の実務経験を有する者
というような規則になっているので、卒業後の3年以内にまず学科試験に合格しなければいけません。
卒業後6年以内に3年の実務経験を積み、さらにその6年以内の中で実地試験に合格しなければいけないということになります。
土木施工管理技士2級で実地試験だけ合格ということもある?
よくあるのが学科試験のみ合格し、実地試験に不合格となり、その後であらためて実地試験を受けて合格したというパターンはよく聞くかと思います。
しかし逆のパターンはあるのかという質問もあるのですが、つまり学科試験に不合格となり、実地試験のみパスするというケースです。
この場合にはどのようになるのかといいますと、学科試験に不合格となった時点で実地試験は採点の対象にもなりませんので仮に合格する内容であっても合格することはありません。
そのためあらためて次回以降に両方の試験に合格しなければいけないというようになります。
土木施工管理技士2級の実地試験の採点方法について
実地試験については明確な合否判定が出ないのですが、一般的には減点方式におよる採点といわれています。
。や、の忘れも減点対象
はみ出しも減点対象
漢字間違いも減点対象
といわれています。
工事概要の工期の記載ミスなども減点対象で済むことも多いとされています。
土木施工管理技士2級の実地試験の申込について
1級では学科試験と実地試験とは別日になるので申し込みはそれぞれ別に行います。
しかし2級では基本的に同日に受けるので申し込みも1回で良いです。
ただし2級はすべてを同日に受けるのでその分対策をしなければいけないことも多く、特に実地試験において不合格になってしまう確率が実は1級よりも高くなってしまう回も出てきます。
ただ2級でも開催日に学科試験しかないというときもあり、この場合には別々に2回の申込をしなければいけません。
このときには学科試験に合格すると、そのときに申し込み書が入っているのでそれを記入すれば問題ありません。
学科と実地について両方同日に受けても、別々に受けてもどちらでも構いません。
土木施工管理技士2級の実地試験の選択問題について
選択問題は15問中の10問に解答するというようなシステムとなっています。
ちなみに11問多すぎる解答をしても減点されるといわれています。
この選択についてですが分野を限らずに得意な問題を選択しても問題ありません。
つまりわかりそうなものを優先して解くほうが良いということがいえます。
土木施工管理技士おすすめ教材
経験記述は1つの合否を分けるポイントとなります。
- 何を書けば良いのかわからない
- 経験記述の書き始めがわからない
- 経験記述のまとめ方がわからない
- 経験が不足していて経験記述に自信がない
というような人におすすめの教材となっています。