土木施工管理技士2級は独学では合格できない?合格できる?
土木施工管理技士2級についてあまり現場の経験がない、基礎がないというように考えている人は独学の勉強にかなり不安があるというような人も多いのではないでしょうか?
たしかに土木施工管理技士2級については昔取得した人によくあるアドバイスのようにただ過去問を繰り返し解けば簡単に通るというような試験ではなくなりつつあります。
しかしポイントを押さえた勉強法を取れれば独学での十分に合格が望めるものには違いありません。
今回は土木施工管理技士2級の独学でどのように合格していくのかについて紹介していきたいと思います。
土木施工管理技士2級の独学と勉強法
土木施工管理技士2級であまり基礎知識がないというときの勉強法ですが、
まず参考書を1周り読む
次に過去問を解く作業に入り、間違えた問題について解説とともに該当する箇所を読む
というような勉強法をとっていきます。
参考書を見てもよくわからない箇所も多いはずですが、特に気にする必要もありません。
メインの勉強法は過去問を使った箇所になるので、言葉は少し悪いですが、読み流すような感じでも良いでしょう。
合格レベルに到達するには、過去問を解くというところを3周ほどすればかなり合格率は高いと思ってもらって良いです。
土木施工管理技士2級の独学と過去問の解き方
冒頭でもいいましたが土木施工管理技士2級の問題傾向も昔よりも変わってきているところもあります。
昔は過去問と非常によく似た問題が中心で、そこさえ解ければ自動的に合格レベルに到達できたわけですが、最近の出題傾向としては
過去問と似た問題でも出題傾向をひねった問題も出る
過去問の関連、周辺知識を問う問題も出る
新規用語、最新技術を問う問題も増加している
というようなところもあり、ただ過去問の丸暗記をしていても不合格になることも出てきています。
そのため過去問を漫然と解くのではなく、過去問を使って少しで良いので頭を使って理解するというような作業が欠かせません。
仕組み、意味も理解する
なぜその答えになるのかを考える
この考えて理解するという勉強法において参考書を使います。
過去問を解き、解説も読み、そして該当する箇所の参考書にも再び目を通します。
過去問の関連問題や周辺問題も出題される可能性もあるので、そのときに参考書を読むことで該当する箇所の近くの箇所にも目を通すとより本番で対応しやすくなってきます。
土木施工管理技士2級の独学と過去問の選び方
土木施工管理技士2級の独学というときには過去問を選ぶときには
なるべく新しい出版年のものを入手すること
解説が豊富なものにすること
というようなものが必要となります。
過去問というのは上のように丸暗記してもあまり意味はないので、正解、あるいは間違えたとしても解説を読み、その解説を読むことでできれば関連問題や周辺問題にも対応できるような知識が身につくようなボリュームのあるものがおすすめです。
過去問題集によっては解説がただ正誤だけというものはないですが、内容の薄いものはあるので、そのようなものはなるべく避けるようにしてください。
土木施工管理技士2級は独学で合格できるのか?
まとめですが、独学の場合には基礎がないと合格できないのではというように不安になる人も多いです。
しかし結論からいいますと基礎がなくても一発合格する人もいますし、現場経験が20年あっても何度も落ちる人もいる試験です。
参考書に目を通して、その後に過去問でしっかりと頭を使った理解する勉強法をとることができれば3周ほどすれば十分に合格レベルに独学でも無理なく到達することができるでしょう。
独学者ではどうしても不安になることも多い試験ではありますが、昔から独学でも合格している人はたくさんいるので勉強は続けてほしいと思います。
土木施工管理技士2級の独学と合格までの勉強期間
参考書を1周、過去問を3周というのが最低、最短の合格までの勉強法となります。
これだとどれほど仕事で勉強時間が取れない人でも3ヵ月もあれば(1~2か月でもできる人もいるでしょうが)勉強は終わるはずです。
また独学ということでまだ不安があるという人は参考書と問題集をそれぞれ2冊そろえるとさらに合格率を上げることができます。
わざわざ2冊用意する理由ですが、
参考書が2冊あることでわからないところも2冊目を読み理解できるようになることもある
問題集も2冊あることで丸暗記せずに違う観点から頭を使う勉強にしやすい
2冊あることで自然と頭を使うようになるのでおすすめです。
講座などを受ける人はもっとお金を使っているので、2冊だとしても費用はそこまでかかりません。
単純により多くの知識を頭に入れることができるということのほかに勉強するときの視点を自動的に変えてくれるので周辺問題や関連問題への正解率を上げることができるというようなメリットがあるということになります。
土木施工管理技士2級の独学とつまずきやすい範囲のカバー
独学というときにでも十分に一発合格も狙うことができます。
しかし実地試験、経験記述といったところのほうがつまずきやすいといえます。
学科は何とかという人も、もし不安を感じていればこのページの下のほうに独学者でも勉強しやすい教材を紹介していますので参考にしてほしいと思います。
土木施工管理技士おすすめ教材
経験記述は1つの合否を分けるポイントとなります。
- 何を書けば良いのかわからない
- 経験記述の書き始めがわからない
- 経験記述のまとめ方がわからない
- 経験が不足していて経験記述に自信がない
というような人におすすめの教材となっています。