土木施工管理技士2級と中学卒での受験資格!おすすめ勉強法も紹介
土木施工管理技士2級は中学卒でも受験資格を満たすのかどうかという質問も受けることがあるので、よくある質問をまとめて紹介したいと思います。
土木施工管理技士2級は中学卒でも受験資格があるのか?
結論からいいますと大卒でも中学卒でも土木施工管理技士2級を目指すことが同じようにできます。
学歴というよりもむしろ実務経験の有無のほうが重要です。
実務経験さえあれば土木施工管理技士2級の取得は問題ありません。
土木施工管理技士2級と中学卒で必要となる実務経験
ではどのような実務経験が必要となるのかということですが、土木施工管理技士試験における実務経験についてですが、実務経験年数とは、土木工事現場において工事の施工管理業務に従事した経験年数を指すとされています。
中学卒であればこの定義に該当する実務経験の年数が8年必要ということになります。
中学卒ですぐに就職したというときには最短で26歳くらいに受験資格を満たすということになります。
土木施工管理技士1級と中学卒で実務経験を満たす年齢
1級となりますと実務経験はおよそ倍の15年となります。
18歳から土木についたとして33歳あたりが1級の受験資格を満たす年齢となります。
土木施工管理技士2級と取得の平均年齢
学歴に関係なく土木施工管理技士2級などを取得する人の平均年齢はどの程度でしょうか?
おそらく公式のデータというのは出ていないと思いますが、私の受験したときの会場では40代くらいの人もかなりの割合いたように思います。
あとは30代も多かったと思いますので、仮に中学卒で26歳、33歳というようになっても遅いということもいえないことがわかります。
土木施工管理技士2級と中学卒での実務経験の証明方法について
土木施工管理技士2級の実務経験で質問が多いのは実務経験の証明です。
これには主に3つの方法がありますが、
サラリーマンであれば企業に証明してもらう
個人事業主などであれば自分で証明する
あとは取引先に証明してもらう
というような方法があります。
土木施工管理技士2級の学科試験の勉強法
特に学科試験ではしっかりと勉強をしていければ通常はそこまで苦労することもないかと思います。
過去問、参考書を購入
まず参考書を1周読み込む
次に過去問を解いていく
間違えた問題やよくわからずに正解した箇所は解説も読み、該当する箇所の参考書も読む
過去問を解くというのを3周ほど行う
ネットなどでは過去問を漫然と何度か解けば通るというような書き込みもありますが、少し話が古いので注意してください。
土木施工管理技士2級では最近は過去問を少しひねったような問題の出題も多くなっているので、丸暗記しても通る試験ではなくなりつつあります。
ですので間違えた箇所、よくわからない問題については問題集の解説や参考書を読み、なぜそうなるのかを考え、理解するというところまで意識して勉強するようにしてください。
土木施工管理技士2級の実地試験の勉強法
学科試験と実地試験とは同日になる人も多いかもしれません。
1級では別日になるのでまだ対策しやすいのですが、2級では同日受験となることで不合格となる人も多くなります。
実地試験では基本的に減点方式となっていますので、
はみ出しに注意
漢字間違いにも注意
数字も具体的にしっかりと入れ込むこと
技術基準や法律等の基準となるものを2割以上はしっかりと記載する
さらにその検討について法律の根拠だけでなく背景も書くことがコツ
2級ではそれなりに文章の意味が通じればまだ実地試験でも合格できます。
1級ではより特に実地試験の採点が厳しくなり、国語力のない文章ではなかなか合格しません。
2級というときにはまず解答を作成していくわけですが、なじみのある現場について書くと書きやすいかと思います。
また経験記述では書き出しからまとめまで合格するために知っておくべきポイントというものがいくつかあります。
このページの下のほうでも教材を紹介していますが、あまり経験記述の自信がないという人にはおすすめできるかと思います。
土木施工管理技士おすすめ教材
経験記述は1つの合否を分けるポイントとなります。
- 何を書けば良いのかわからない
- 経験記述の書き始めがわからない
- 経験記述のまとめ方がわからない
- 経験が不足していて経験記述に自信がない
というような人におすすめの教材となっています。