土木施工管理技士2級のおすすめテキストと過去問3選
土木施工管理技士2級は過去問を解くだけ、ある意味丸暗記するだけで合格するというようなこともいわれることもありますが、昔よりもひねった問題も格段に増えてそんな単純な勉強法では不合格となってしまうことも多くなってきました。
今回はそのような土木施工管理技士2級においておすすめするテキストや過去問題集について紹介したいと思います。
土木施工管理技士2級のおすすめテキスト
土木施工管理技士2級ではテキストもアマゾンなどでいくつか購入できますし、都市部であれば大型書店にいくとやはり何冊かテキストもあるはずなので中を少し見てから購入しても良いかと思います。
まず私がおすすめする土木施工管理技士2級のテキストを紹介します。
・2級土木施工 学科&実地試験 徹底図解テキスト(土木施工管理技術検定試験研究会)
・いちばんわかりやすい!2級土木施工管理技術検定合格テキスト(成美堂出版)
・土木施工管理技術テキスト(地域開発研究所)
この3つであればどれでも無理なく合格できるレベルになっているかと思います。
説明もわかりやすく、図や表も豊富な点もクリアしていますし、なおかつ長年テキストを作ってきている会社のものなので過去問などの分析もなされていてそのノウハウも十分にテキストに含まれているといっても良いかと思います。
ちなみにそれぞれのテキストの特徴で個人的に気になっているところも紹介していきます。
まず土木施工管理技術検定試験研究会ですが、テキストとしての内容は十分な上で最大の特徴というのは新傾向問題の分析までしっかりとされている内容になっているということです。
土木施工管理技士2級も昔のように過去問をただしていれば合格できるような単純な試験でなくなり、過去問をひねったようなものなど傾向も違ってきつつあります。
その意味では良書といっても良いかと思います。
成美堂出版のものは老舗なので安定性はやはりすごいものがあります。
長年土木施工管理技士2級の試験を分析してきたノウハウが合格率を高めるようになっています。
誤字脱字などもあまりなく、ある程度現場経験のある人など知識の基礎があるという人には特におすすめできるテキストだと思います。
地域開発研究所もやはり老舗といっても良いのですが、初学者にも入り込めやすいように図や表が多めになっているのが特徴的です。
2分冊になっているので価格は最も高くはなりますが、基礎知識のない人からでもおすすめしたいテキストになっています。
内容としては単に試験対策だけでなく企業研修などでも使用されることも多いテキストで、仕事をしているときにも現場近くに保管されているところもあります。
土木施工管理技士2級のおすすめ過去問題集
そして過去問題集のおすすめですが、できればテキストの出版社と合わせるほうが特に初心者ほど理解しやすいのではないかと思います。
やはりテキストと過去問題集とで対応関係がしっかりとしていて、理解が速いのではないかと思います。
まず過去問題集で合格するための条件としてですが、
最低5年分の過去問が掲載されている問題集が良い
できれば7年分以上の掲載があるものが良い
こだわりの強い人であればたまに10年分以上のものを探す人もいますが、そこまでは無理しなくても良いでしょう。
・詳解 2級土木施工管理技術検定過去6年問題集(成美堂出版)
・2級土木施工管理技士 過去問コンプリート(8年分 誠文堂新光社)
・建築土木教科書 2級管工事施工管理技士 学科・実地 テキスト&問題集(翔泳社)
このあたりの過去問題集をおすすめします。
成美堂出版の過去問題集は実際にやっている人も多いのではないでしょうか?
過去問題集についてですが、
解説が充実していること
解説が知識の補完につながるような内容になっていること
というようなところも合格率を高くするかどうかのポイントとなります。
成美堂出版の問題集の解説は取り外し式になっていて、昔から個人的に内容が充実していて好きな問題集です。
誠文堂新光社のものについては経験記述の巻末解説が良さそうに思います。
そのため特に学科試験はまだしも実地試験に不安のある人におすすめの過去問題集といえるかと思っています。
土木施工管理技士2級のテキストと過去問を使った効率的な勉強法とは?
土木施工管理技士2級では過去問をただ何となくするということでなく、テキストとうまく連動させて最短で合格レベルに到達できるようにしていきます。
まずテキストを1周読み込む
過去問を解き、間違えた箇所の解説をしっかりと読む
さらにテキストでも該当する箇所も再度読み知識を入れていく
できればそのテキストの箇所の周辺にも目を通していく
過去問はこのような方法で3周ほど解く
この3周ほどまでくればだいたいの人は学科試験ではすでに合格レベルに届いているというようにいえます。
さらに確実に合格したい人はテキストと問題集をもう1冊導入すると良いでしょう。
テキストは2冊目をサブテキストにし、違った出版社の説明も頭に入れていくと本試験の過去問をひねった問題にもより対応できるようになります。
ここまでが学科試験の勉強法になりますが、次に実地試験の対策となります。
土木施工管理技士2級のテキストと過去問による実地試験の勉強法
実地試験でも過去問をベースにすることに違いはありません。
過去問に目を通すと何となく傾向も見えてくるはずです。
実地試験では当日の解答を用意していかないといけません。
当日の問題も予想する
その解答を用意する
というのが主な対策ですが、問題は予想することと用意することです。
予想には過去問の分析が必要ですし、さらに特に経験記述などは合格するための書き方のポイントやコツのようなものがいくつかあります。
これらを知っているのとそうではないケースではかなり合格率も違ってきます。
このような勉強法でおすすめする教材はこのページの下のほうに紹介していますので、参考にしてみてください。
職場などで解答の添削を頼めるような人がいない、知識の基礎があまりないというような人には特におすすめできるかと思います。
土木施工管理技士おすすめ教材
経験記述は1つの合否を分けるポイントとなります。
- 何を書けば良いのかわからない
- 経験記述の書き始めがわからない
- 経験記述のまとめ方がわからない
- 経験が不足していて経験記述に自信がない
というような人におすすめの教材となっています。