土木施工管理技士の受験資格!実務経験でよくある7つの質問に回答

土木施工管理技士では実務経験があるということが前提となっています。

 

実務経験については微妙な仕事の内容など判定するのが難しいという人も多いと思いますので、今回はよくある実務経験についてまとめて説明したいと思います。

 

土木施工管理技士の受験資格と実務経験の年数

 

土木施工管理技士の受験資格の実務経験では指定学科かどうかによっても年数の違いがあります。

 

指定学科
・大学卒業者 1年以上
・短期大学・高等専門学校卒業 2年以上
・高等学校卒業者 3年以上
・その他 8年以上

 

指定学科以外
・大学卒業者 1年6ヵ月以上
・短期大学・高等専門学校卒業 3年以上
・高等学校卒業者 4年6ヵ月以上
・その他 8年以上

 

土木施工管理技士の受験資格と指定学科と指定学科以外について

 

指定学科とは何かについてですが、

 

土木工学、都市工学、衛生工学、交通工学、及び建築学に関する学科をいいます。

 

農業土木、森林土木、鉱山土木、砂防、治山、緑地または造園に関する学科を含むものとされています。

 

土木施工管理技士の受験資格と実務経験の定義

 

土木施工管理技士試験における実務経験についてですが、実務経験年数とは、土木工事現場において工事の施工管理業務に従事した経験年数を指すとされています。

 

さらに実務経験年数はいずれも「卒業後」の年数を示すとされ、在学中などは含まれないという意味になります。

 

土木施工管理技士の実務経験年数と在職期間の違い

 

土木施工管理技士の願書では実務経験、在職期間という別の言葉が使用されていると思います。

 

在職期間中の実務経験年数というような言葉になっているかと思いますが、これはたとえば実務経験をしている期間と、たとえば事務や総務をしているような期間とを区別するときを想定しています。

 

このように純粋に実務経験に含まれないような業務を兼務しているようなときには自己申告で通常は%比率をして減じた実務経験を書くようにするようにします。

 

土木施工管理技士の実務経験を最終的に判断するのは誰?

 

土木施工管理技士の実務経験については定義は上のようにあるわけですが、該当しているか微妙というような人もいるかもしれません。

 

他の資格でもあるのですが、実務経験を証明するのは土木施工管理技士でも企業などとなります。

 

ですので受験者が判断するというよりも最終的には企業に判断をゆだねることになります。

 

企業から取得を勧められることもあれば、個人で取得したいので企業に申請するということもありますが、どちらにしても企業に判断をゆだねるようにしなければいけないとなります。

 

土木施工管理技士の実務経験を満たすかわからないときには?

 

企業に実務経験の証明の申請をしてもよくわからない、もちろん個人でも自分の経験が土木施工管理技士の実務経験に該当するのかよくわからないということもあると思います。

 

この場合には最も確実な方法としては全国建設研修センター(土木施工管理技士を主催する団体)に問い合わせをして確認するという方法もあります。

 

電話での担当者にもよりますが、経歴を説明すると実務経験かどうかアドバイスしてくれることもあるので迷っているのであれば確認するのも1つの方法です。

 

土木施工管理技士の実務経験の書き方

 

願書を見ると「勤務先が変わった場合や所属部署の異動、工事に従事した立場に変更がある場合は行を改めて記入」というような説明があります。

 

これは一応限定条件というように解釈します。

 

ですのでたとえば同じ会社のままで現場だけが変わったというようなときには行を改めないで書いて良いというように考えます。

 

2級土木施工管理技士の効率の良い勉強法について

 

実務経験があれば学科試験はもちろん、実地試験でも書けるようになっている試験です。

 

業界的には3回も落ちればその人の信用度にも影響してくるので、できるだけ一発合格できるようにしていきましょう。

 

1級も2級土木施工管理技士でも過去問ベースの勉強ということで違いはありませんが、1級のほうが範囲が広いというところで難易度が上がります。

 

参考書を1周読む

 

過去問を解き、間違えたところやよくわからないまま正解したところの解説と参考書の該当する箇所を読む

 

この過去問を解くという勉強を3周ほど行う

 

というように勉強するのが最も合格率を上げやすいといえます。

 

実地試験では特に経験記述が問題となりがちですが、経験記述では合格しやすい書き方のポイントというものがあります。

 

職場の人などに添削してもらえて合格する自信はかなりあるという人には必要ありませんが、そうではないというときにはこのページの下のほうで紹介している教材も検討してみてください。

 

実地試験でも過去問をベースにし、当日出る問題を予想して解答を用意していきます。

 

その予想が成功する確率

 

そして解答が合格できるためのポイントを押さえたものになっているかどうか?

 

というところまでカバーできていれば合格する可能性はかなり高くなってくるというようにいえるでしょう。

 

学科、実地試験とも漫然と過去問を解き、暗記するようでは合格できないような試験になりつつあります。
過去問をひねった、あるいは聞いてくる角度をやや変えたような問題も増えているのでもし丸暗記すれば大丈夫だろうというような話をうのみにしているようであれば不合格になる可能性も高いと思ってもらって良いです。

 

土木施工管理技士おすすめ教材


経験記述は1つの合否を分けるポイントとなります。


  • 何を書けば良いのかわからない
  • 経験記述の書き始めがわからない
  • 経験記述のまとめ方がわからない
  • 経験が不足していて経験記述に自信がない

というような人におすすめの教材となっています。



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