土木施工管理技士2級の実地試験の予想はどうする?出題法則も紹介

土木施工管理技士2級で最大の難関といえば実地試験ではないかと個人的に思います。

 

実地試験では書き方で合格率を高めるポイントというものもありますが、まず重要なことというのは過去問などから出題される問題を予想しなければいけないということです。

 

ここでつまずくと合格率を大きく下げてしまいますが、土木施工管理技士2級の実地試験の予想をどのようにするのかについて紹介します。

 

土木施工管理技士2級の実地試験の予想について

 

まず最初に土木施工管理技士2級の実地試験の予想をしていく作業ですが、学科試験と同じように過去問をメインにして行っていきます。

 

実地試験の過去問を見ていくとわかりますように出題には一貫したパターンのようなものがあることがわかります。

 

もっといえばほとんど同じような問題がある年数ごとに出てくることもあります。

 

まずこの過去問の分析によって、実地試験の傾向や流れを知るということは非常に重要といえます。

 

土木施工管理技士2級の実地試験の予想と分析方法について

 

では具体的に実地試験では過去問をどのように分析すれば良いのか紹介します。

 

過去問を最低5年以上まず揃えますと、出てくる傾向として

 

出題されている項目

 

そして確率

 

がデータとして出てきます。

 

これによって覚えるべきこともわかるようになります。

 

土木施工管理技士2級の作文は予想しすぎると危険

 

このように実地試験ではある程度の予想はしますが、あまり予想しすぎるのも当たり前ですが危険です。

 

出来高管理は出ないだろう、施工管理は出ないだろうと予想するのは良いのですが、時間の余裕がる限りなるべく万遍なく対策をしていきましょう。

 

予想して限定した対策で臨むのはあくまでも試験まで期間の余裕がないときに限るようにしてください。

 

土木施工管理技士では完全な出題パターンというのはあるようで存在しません。

 

(他の資格では出題パターンがある程度存在するものもあります)

 

土木施工管理技士2級の経験記述の出題パターンについて

 

予想しすぎるのは良くないということもありますが、最近の傾向について個人的にあるかもと思えるものについて紹介します。

 

品質管理、工程管理、安全管理、環境対策の4項目から、2項目ずつ出題されることが多い

 

2年間出題されなかった項目が出る傾向もある

 

一度出題された項目は次も連続して出題される傾向もある

 

このような大まかな法則のようなものもありますが、すでに紹介しましたように土木施工管理技士では完全な出題法則というのは存在しないのであまり絞りすぎないようにしてください。

 

土木施工管理技士2級の実地試験の難易度が上がっている?

 

経験記述の難易度が上がっているというような話を聞いた人もいるかと思います。

 

これは正確にいいますと近年ネットで添削を依頼するような人もいたり、模範解答を丸写しする人も多くなり、その影響で不合格となる人も増えたというのが理由だと思います。

 

経験記述では対策をしっかりとできれば特に合格率が下がっているという事情もなく、むしろ上がっている年度もあるわけで、必要以上に恐れることもいらないと思います。

 

土木施工管理技士2級の経験記述の勉強法

 

実地試験でも特に難しいと思われることが多いのが経験記述となります。

 

まず知るべきは経験記述の採点方式ですが、基本的には減点方式ともいわれています。

 

はみ出しも減点対象

 

漢字間違いも減点対象

 

数字もしっかりと入れ込み解答することが必要

 

技術基準や法律等の基準となるものを2割以上はしっかりと記載する

 

さらにその検討について法律の根拠だけでなく背景も書くことがコツ

 

なじみのある現場を想定して書くこと

 

小難しい土木用語を使わずにわかりやすさを重視する

 

安全管理では特に曖昧な内容は避けること

 

箇条書きの多用は丸写しと解釈され不合格の確率を上げてしまうので注意

 

根拠については法律については書く人が多いのですが、法律の順守は当然ですのでそれだけで合格できると考えてはいけません。

 

重要なことは根拠となる背景の記入です。

 

ここもしっかりと入れ込むようにしましょう。

 

土木施工管理技士2級の経験記述と添削

 

経験記述では自分なりに解答を準備し、できればその後に職場の先輩などに添削をお願いしてみましょう。

 

土木施工管理技士2級の取得者がいればなお良いのですが、さらに近い時期に取得している人であればなお良いです。

 

かなり取得から時間の経過した人であれば問題も変わっているのであまりアドバイスも参考にならないこともあるので注意してください。

 

土木施工管理技士の経験記述と施主側からの記載

 

通常土木施工管理技士というのは受注者側からの視点で解答を書くように設定されていますし、また過去問の解答などでもそのようになっているかと思います。

 

もし施主側の視点からの問題が出ればどのように解答すればポイントとなるでしょうか?

 

実は施主側からでもそう大きな違いはないといえます。

 

問題点を予想し、文末も~と予想されたと書くこと

 

結果や対策についても、その問題点を踏まえて~と指示を出した

 

というように書き方を少し変えるだけで良いでしょう。

 

土木施工管理技士2級の経験記述と書き方のポイント

 

経験記述では上のように減点を防ぐ書き方とともに、合格しやすい書き方のコツのようなものがあります。

 

この点についてこのページの下のほうでも教材を紹介していますので参考にしてみてほしいと思います。

 

過去問の分析をしてもよくわからない、手ごたえがない、また職場にアドバイスをくれる良い先輩がいないという状況であれば特におすすめできます。

 

土木施工管理技士おすすめ教材


経験記述は1つの合否を分けるポイントとなります。


  • 何を書けば良いのかわからない
  • 経験記述の書き始めがわからない
  • 経験記述のまとめ方がわからない
  • 経験が不足していて経験記述に自信がない

というような人におすすめの教材となっています。



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