土木施工管理技士2級の実地試験の過去問題集はこれで合格!
土木施工管理技士2級ではよく過去問を中心に繰り返し勉強していけば良いというようにいわれますが、学科試験はともかく実地試験についての過去問についてはいくつか疑問も出てきやすいと思います。
今回は土木施工管理技士2級の実地試験と過去問について説明をしていきたいと思います。
土木施工管理技士2級の実地試験の過去問題集
土木施工管理技士2級の過去問題集は出版社のいくつかから発売されています。
では実地試験についてはどのようになっているのでしょうか?
・2級土木施工管理技士 過去問コンプリート(誠文堂新光社 8年分)
・2級管工事施工管理技士試験 出題順問題集(市ケ谷出版社 5年分)
・詳解 2級土木施工管理技術検定試験過去問題集(成美堂出版 5年分)
土木施工管理技士2級については実地試験のみに過去問題集というとそう種類がありませんので、学科試験とまとまった過去問題集を入手すると良いでしょう。
土木施工管理技士2級の過去問については
最低5年分ほどはそろえたほうが良い
できるだけ新しい出版年度のものが良い
という条件がありますので、条件に合うものでやりやすそうに感じるものを購入しておいてください。
土木施工管理技士2級の実地試験の過去問の購入方法
私も都市部に住んでいるので大型の本屋にいくと実地試験の過去問題集も複数あることは確認しています。
またアマゾンなどでも検索するとやはり何冊か候補はあります。
ただそれほど種類があるわけでもありませんので、そう迷うほどでもないかと思います。
選ぶポイントとしては解説がなるべく豊富なものが良いということです。
地方在住で大きな本屋がないというときにはアマゾンなどでサクッと購入すると良いかと思います。
あとは参考書兼過去問題集というタイプもあり、このタイプでも実地試験の対策はできると思います。
土木施工管理技士2級の実地試験の過去問題集の選び方の裏技
ここからは強いておすすめはしませんが、このような実地試験の勉強法もあるというような感じで聞いてもらえれば良いかと思います。
特にステップアップして1級の取得も将来的に目指している人におすすめします。
一般土工、コンクリート工、安全管理の3つは2級用でなく1級用の過去問で勉強したほうが本当は良い
工程表を作成する問題、法面保護工の部分は2級と1級では出題範囲が違うので2級用で勉強したほうが良い
特に一般土工、コンクリート工、安全管理の3つは1級と2級で出題にそう違いがありません。
また1級用で勉強すると2級は楽にパスできます。
さらに1級を目指すときにさほど勉強時間をかけなくても良いということで実は効率の良い勉強法となります。
逆に工程表などは出題の範囲が違うので、2級受験では2級の過去問を使うほうが良いでしょう。
土木施工管理技士2級の実地試験と過去問の使い方
実地試験の過去問については自分で解くというのも良いですが、
自分なりに解答を考える
見直しする、修正をする
できれば職場の人にも見てもらう
というようにして本番対策をしていくと合格率が高くなってくるでしょう。
土木施工管理技士2級と実地試験で合格するためのポイント
実地試験ではある程度書き方というものがあります。
不合格になる人はそれを知らないまま受験してしまう人も多いのですが、その内容も頭に入れておくと良いでしょう。
はみ出しはNG
漢字の間違いでも減点されることもある
数字もしっかりと入れ込み解答
技術基準や法律等の基準となるものを2割以上はしっかりと記載する
さらにその検討について法律の根拠だけでなく背景も書くことがコツ
根拠について法律は書いてくる人も多いのですが、法律を根拠にするのは当たり前ですし、多くの人も記載してくる内容です。
それだけで合格はできないので背景もしっかりと書くようにしておきましょう。
漢字間違いなどもどうでもよさそうなものですが、減点対象ともなることもあるので、他のはみだしなどもないようにより試験管に伝わる内容にしなければいけません。
土木施工管理技士2級の合否を分けるコツ
土木施工管理技士2級というのは独学、あるいは基礎がない人でも十分に合格を狙えるものですが、学科試験はまだしも実地試験に自信のないというような人も多いのではないでしょうか?
学科試験は何とかなってもやはり難しいと感じるのは実地試験、経験記述です。
実地試験の合格率は近年高めではありますが、それでも経験がものをいう項目でもあります。
漫然と過去問を解いていても合格するイメージが出てこないときにはこのページの下のほうにも独学者でも学習しやすい教材を紹介していますので、参考にしてほしいと思います。
学科は合格したものの実地でダメだったというときのほうがかえって悔しいものなので、しっかりとできる対策はしていくようにしましょう。
土木施工管理技士おすすめ教材
経験記述は1つの合否を分けるポイントとなります。
- 何を書けば良いのかわからない
- 経験記述の書き始めがわからない
- 経験記述のまとめ方がわからない
- 経験が不足していて経験記述に自信がない
というような人におすすめの教材となっています。