土木施工管理技士2級の過去問題集の選び方と使い方!合格までの勉強法
土木施工管理技士2級では過去問題集をベースに勉強するというのは基本中の基本ではあります。
しかし漫然と過去問を解いていて不合格になるという人も少なくありません。
過去問題集で勉強していくというのは正しいのですが、その過去問題集の活用方法を間違えてはいけないということが重要です。
今回は土木施工管理技士2級と過去問題集について紹介していきたいと思います。
土木施工管理技士2級でただ過去問題集を解くだけで不合格になる理由とは?
ネットなどでも意外と多いのが最低〇回分の過去問を繰り返し解けば合格できるというような意見ですが、意外とそうでもありません。
この理由としては土木施工管理技士2級の試験問題の傾向があります。
過去問と似た問題でも出題傾向をややひねった問題も多い
過去問の関連、周辺知識を問う問題も多い
新規用語、最新技術を問う問題も多い
というように昔はたしかに過去問をある意味丸暗記していればある程度合格は見込めるというようなところもあったのですが、ややひねった試験ともなりつつあるともいって良いです。
そのためただ過去問を単純に繰り返し勉強しているだけでは不合格になるというのが最近の実際の傾向といっても良いかと思います。
土木施工管理技士2級では過去問は何回分必要?
とはいえ勉強法の中心には過去問を置くことは間違いではありません。
ではどの程度過去問を揃えて、また学習して合格する人が多いのでしょうか?
最低5年分の過去問があれば本試験でも対応できる
理想的には7年分以上の過去問があればなお良し
同じような問題が出ることもあるのが土木施工管理技士2級試験ですが、上でもいいましたようにひねった問題が出て不合格となることもあるので、過去問題集選びではいくつかのポイントがあるといっても良いでしょう。
土木施工管理技士2級での過去問題集の選び方
最低どの程度の過去問が必要なのかというのはある程度理解できたとして、では次に過去問題集ではどのようなポイントで選べばよいでしょうか?
解説が豊富なこと
解説の内容ができれば周辺知識の補完もできるようになっていること
過去問題集というのは基本的にどれでも良いのですが、重要なことは解説の充実度といえます。
そのため土木施工管理技士2級では過去問をただ解くということでなく、解説も読み知識を蓄えるということが合否を分けるというようになります。
解説をどこまで読めたか、問題の意図も理解できたかで過去問をひねった問題への対応力も変わってきますので、過去問題集では解説の充実度を中心に選ぶようにしなければいけません。
土木施工管理技士2級の過去問題集と科目の広さ
土木施工管理技士2級では科目数が多いですし、まったく専門外という科目も通常存在します。
・土木一般(3分野)
・専門土木(7分野)
・法規(10分野)
・共通工学
・施工管理
・環境保全
すべての科目を勉強するべきという意見もありますが、学科試験は5問中3問の正解で合格はできるので得意科目に絞ってそこで点数を稼げれば合格は狙えます。
ですので試験期間までに余裕があれば全科目を勉強するのも1つですが、個人的には効率重視で得意科目にあえて絞って勉強する方法で良いかと思います。
土木施工管理技士2級と過去問題集とテキストの選び方
過去問題集では解説を読むことが重要なわけですが、それとともにテキストもその箇所だけでも目を通していくと周辺知識の補完になります。
このときにできれば過去問題集とテキストの出版社を同じところにすると読みやすくなるかと思います。
学力に自信があれば特に出版社にこだわる必要もありませんが、そこまで自信はないというときには出版社が同じものに合わせることが無難かもしれません。
土木施工管理技士2級の学科試験の勉強の進め方
過去問題集を使いまずは学科試験の勉強から行うことが多いので、その方法を紹介します。
テキストを軽くでも良いので1回読む
過去問を解いてみる
過去問で間違えた箇所は特に解説と該当のテキストの箇所を読む
解説とテキストを読むタイミングで正解するように記憶するような感じで行います。
基本的にはこの繰り返しを行います。
余裕があれば周辺問題にも対応できるように、テキストですぐ近くの周辺の箇所にも目を再度通しておくとより合格率は高くなります。
この繰り返し学習の勉強期間ですが、通常の人であれば2~3ヵ月もあれば十分に合格圏内のレベルに到達できるでしょう。
過去問では最低90%程度は正解できるようになるまで繰り返し勉強するほうが良いでしょう。
何度か繰り返し勉強していき、解説やテキストも読むことでひねった問題にも対応できる力がついてきます。
丸暗記するとこの対応力がつかないので、必ず解説とテキストを読んで考えるという作業も面倒でも行いましょう。
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